小学校入学までの過ごし方で大切なこととは
-将来への確かな土台を築く-
就学前、すなわち6歳くらいまでに人間の脳の90%が完成されると言われて
います。
この時期は、子どもの身体、学力、社会的能力の発達が急速に進みますし6歳までの
経験や、保護者、指導者、その他の大人達との関り方などが子どもの知能や人格の
形成に繋がり、その後の人生をほぼ決めると言っても過言ではありません。
よってこの記事をお読みの方の身近なお子様には、小学校入学前のこの時期が
本当に大切な時間だと感じて是非丁寧に過ごして頂きたいと思っております。
可能な限り、この重要な時期に「探索、表現、学習活動のための十分な機会」を
提供し、より良い環境の中で過ごすことをさせてあげて下さい。
プリントをやったり、文字の読み書き練習をしたりすることは後回しでも良いです。
具体的には…
・絵本の読み聞かせや親子で絵本の読み合いをする
・思いっきり外で体を動かす(手先を動かすのも効果的)
・パズルやブロック、工作を飽きるまでやる
・料理やお菓子作りに挑戦する
・美術館、博物館、展示会に出かける etc.
遊んでいるようで、子ども達はいろいろな事を自然に学び、能力を蓄積して
いくのです。
ただ少し注意して頂きたいのは、「なんでもかんでも自由に!」ではなく、周り
の大人からの様々な働きかけによる刺激も必要です。
子どもにいろいろな経験や体験をさせていくことは、周りの身近な大人の責任
でもあると考えます。
小学校に上がるまでの数か月、是非時間を大切にお使いください!
アンテレは、受験指導だけではありません。専門スタッフによる教育相談や子育て
の相談など、保護者の方の支援も大切にしております!
保護者の方向けの講座もございますので、是非お問い合わせください。